皆さんこんにちは渓流スピニングタックル担当のひろです。「ベイトタックルの写真をのっけから載せといて、何言うとんねん頭沸いてるんか?」とか言わないでください。ちょっといろんなものにチャレンジしたい青春真っ只中のお年頃(1970年生まれ)なのです。実は昨年、ヤマシくんの「Rafter48B-前鬼-」のプロトを借りて、ちょっと渓流ベイトフィネスをかじったところ、これはかなり合理的やなぁと思って、興味を持っていたのです。なので、ことしからスピニングとベイトの二刀流で行きたいと思います。いわば大谷翔平です(違)。あ、フライフィッシングもかじってるので、三刀流です。いわばゾロです(それも違)。
23カルカッタコンクエストBFS-XG
さて、シマノのベイトフィネス用リール、カルカッタコンクエストですが、従来の17と比べてどう変わっているのか、、、うん、17どころか渓流ベイトフィネスで釣りをしたことがほぼないので、リールの特性、良さなどは分かりません(ほな書くなや)。一応、このようなスペックらしいのですが、
- マイクロモジュールギア
- Xシップ
- HAGANE、HAGANEボディ
- MGLスプールⅢ
- サイレントチューン
- フィネスチューンブレーキシステム
- Sコンパクトボディ
- エキサイティングドラグサウンド
- S3Dスプール
- SA-RB
イマイチ何を言ってるのか分かりません。クソ素人の感想としては、めちゃくちゃコンパクトで、もはやロープロを持っている感覚で握れるということ。従来品より5gほど軽量化されたようです。あと、スプール径がφ29なのに巻き取り量が81cmとか、これはどんな魔法使っとんねんって感じ。あと、なによりかっこいい。
軽さやメカの部分については、ヤマシ君も23カルカッタコンクエストBFS-XG を入手していたので、まぁそのうちインプレしてくれるでしょう(しらんけど)。
メーカーサイトはこちら→シマノのページ
本州最南端イワナ?
さて、新しいチャレンジをするにあたり、そのステージも新しい場所を選ぶのが武士道精神というもの。という訳で、初場所に行ってきました。私が知る限り、本州最南端のイワナの生息場所です。かねてイワナがいるとは聞いてはいましたが、実際に行くのは初めて。ドキが胸胸です。
長い時間林道を車で走り、徒歩で歩き、だいたいこの辺りかなというところで入渓。源流域にしては川幅もそこそこあり、初心者の私でもベイトタックルで釣りができそうです。テンションが上がって、いきなりカッコつけてバックハンドでフリップキャストなどもやりましたがバックラッシュ地獄。まさに宝の持ち腐れとはこのこと。
練習もせず、いきなり現場でいらんことすなって話です。とりあえず初心者は初心者らしくフォアのアンダーハンドというオーソドックスなキャストでやり通すことに徹しました。「前鬼」は非常によくできたロッドなので、2g台のルアーでもキャストが安定し、低弾道ではじき出してくれます。これはなかなか快感です。
季節もまだ5月。瀬に魚が出てきている様子もなく、ちょっとした淵の岩陰に丁寧に撃ち込んでいくと、ルアーを追ってくる魚影が確認できました。着いている場所といい、出かたといい、色といい、アマゴではなくイワナっぽい!
次々にいそうなところを攻めていくと、ところどころでチェイスがあります。それなりに魚影は濃いみたい。
そしてようやく
ベイトフィネスタックルで、本州最南端イワナ(?)をゲット!!
側面の白斑が少しピンク色をしたきれいなイワナ。いわゆるニッコウイワナ的な見た目ですね。かつて放流された野生の個体ぽいですが、ここの原種なのかもしれません。何せ、白斑のあるキリクチやらなんやら、イワナの研究は今なお、進められています。呼び方も「琵琶湖イワナ」「日本海イワナ」など、多種多様になってきており、研究者さんは本当にすごいなぁと関心するばかり。ついこの間も、奈良県内の禁漁区以外で在来種が釣れていましたね。
話は逸れましたが、その後も、、
ベイトタックルで1匹追加することができました。
Rafter410-弥山-でも
奥に進めば進むほど水深もなくなり、小さなプールを軽めのルアーで撃っていくエリアになりました。ここでタックルをスピニングタックルの「Rafter410-弥山-」にチェンジ。「前鬼」も「弥山」も専用のハードケースがついているので、渓流用のリュックサックのロッドホルダーにセットしておけば、2タックル持ち歩くことができます。
「弥山」は、本当にキャストフィールがよく、軽めのルアーでもストレスなくピンキャスが決まるので、小場所を撃っていくのも得意なロッドです。
うん、きれいなイワナですね! 行けるところまで行って、十分に満喫し、退渓しました。魚のサイズもそんなに悪くなかったです!
前鬼と23カルカッタコンクエストbfs
この春発売となったニューロッド、Rafter48B-前鬼-と、カルカッタコンクエストbfs。オールドタックルが映える渓流釣りですが、こうした最新の装備で挑むと、本当にストレスなく釣りができます(特に私のような初心者には)。これからも少しずつ練習して上達できればと思います!
あ、そうそう!
余談ですが、弥山のリールシートはオールドリールのミッチェル408、入ります(笑)! ミッチェル問題に悩んでいる人はぜひ弥山を!
ではまた!
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