2023年9月まとめ(ひろ)

渓流

足腰がめっきり弱くなり、渓流も単独釣行は控えたほうがいいのかなとしみじみ考える日々です。ひろですこんにちは。

2023年シーズンも残りわずかとなった今シーズン。9月の釣行について3つまとめて書きたいと思います。

①飛騨川源流釣行&『A TROUT IN THE MILK / ミルクの中のイワナ』上映会

 

イワナを題材にしたサイエンスドキュメンタリー映画『A TROUT IN THE MILK / ミルクの中のイワナ』。現在も上映会が各地で開かれているのですが、私が参加したのは9月9日、岐阜県飛騨市神岡町の回でした。この時点で決まっていたのが北海道、長野県、山梨県、岐阜県だったため、私が住む和歌山市から一番近い(それでもノンストップで5時間)会場を選んだわけです。

で、一人で行くのもなんだし、友人の魚類ジャンキーBさんをお誘いしたところ、即答で「行きたい」とのこと。ですが、案の定「どうせ行くなら午前中に釣りしませんか?」と言うのです。はい、出ました。絶対そういうと思っていました(笑)。なんせジャンキーですから。

…でも、それって「映画寝てしまう」フラグですよね?

まぁ、岐阜県内での釣りも久しぶりでしたので、真夜中に和歌山を出発! 現地でBさんの友人クッキーさんと合流し、ポイントに連れて行ってもらいました。

クッキーさんは海外で元釣りガイドを営んでいたと聞き、ほんとに釣らせてくれることに徹してくれまして、ずっと先に打たせてもらった釣りになりました。9月というとイワナもわりと気まぐれで、すぐに食ったり、なかなか食わなかったり。着き場も安定せずに苦戦しましたが、そろそろ退渓しないと映画に間に合わないというころ、私のバルサミノーに2匹の大きな魚影のチェイス! そして少し間を与えバイトに持ち込むことに成功。

なんと、少し色が薄くて朱点も少ない、この渓特有のヤマトイワナ、しかも尺イワナをゲットできました! Rafter410は、2g台の軽めのバルサミノーでもストレスなくキャストでき、尺イワナの引きにもしっかりと受け止めてくれました。

初めて見るタイプの尺イワナに大興奮の私。Bさんもクッキーさんも喜んでくれて、本当によかったです。ガイドありがとうございました! 思い出に残るよき釣行となりました。

そしてそのまま映画上映会に。襲い来る睡魔に打ち勝とうと、カフェイン注入し、じっくりと鑑賞。生態はもちろん、環境、経済、文化など、多種多様な視点から切り取られた内容で、これはトラウティストとしては一見の価値ありです! しかし、心なしかBさん、少しウトウトしてた気がしましたが…。映画の公式サイトはこちらになります。

映画も終わり、夜はクッキーさんの案内で下呂温泉にて地元グルメを満喫!

飛騨牛の朴葉味噌焼き

鶏(けい)ちゃん

どちらも疲れた体に沁みました。めちゃくちゃおいしかった。Bさん、クッキーさんに感謝です!

②MANOMAスタッフ中瀬さんと

 

同じmanomaスタッフの中瀬さん(以下、ナオ君)と、おそらく本州最南端で生息しているであろうイワナ狙いに行きました。

ナオ君は、源流より本流でサツキマスを狙うスタッフなので、イワナ狙いは初めてとのこと(紀伊半島でイワナが釣れる場所は限られているのです)。ナオ君の釣行はこちらを参照。

今シーズン、何度か行く約束をしていたのですが、タイミングが合わずに最終月の9月にずれ込んだのです。

前回のクッキーさんを見習い、ちょっとだけイワナミノーイングのコツを説明。あとはしばらくはナオ君に投げてもらい、私はガイドに徹します。

ナオ君はトラウト以外にもいろんな釣りをするので、恐ろしくキャストが上手で、ピンポイントで打ち込んでいきます。しかしやはりそこは9月ということで、やる気のないチェイスや、やる気があっても2度は出てきてくれないなど、なかなか気難しい感じでした。

「ひろさん、ちょっと見本みせてくださいよ」というので、釣れる自信もなく投げたところ、なんと一発で釣れてくれたので、なんとか面目躍如です(小イワナ)。

それでコツをつかんだのか、ナオ君も何度かバイトに持ち込むことができ、そしてようやくゲット!

これも小型でしたが人生初イワナでした。

その後ものんびりと釣り上がり、そしてついにナオ君にいいサイズのイワナがヒット!

25cmは超えていたと思います。この渓では、ほぼマックスサイズだと思われる魚に2人で大喜びでした。

その後、私も1回目のキャストで岩陰から出てきたイワナがまだルアーを探しているのが見えたので、

ナオ君に「あれ、次のキャストで食うで」と予告。

そして次のキャストでバシッと仕留めることができたので、これ以上ないドヤ顔で「な、言うたやろ」とイキり倒しました。あー気持ちいい。

物陰に隠れて少し距離を置きつつも、2回連続でピンポイントキャストが決めることができる。これもやはりRafter410のなせる技でした。

お互い、2匹ずつ釣れて、気持ちよく退渓。林道を歩いていると、なんと途中で土砂崩れのために道が閉鎖。倒れた木々と土砂をジャングルジムのように登ったり下りたり這いつくばったりとなんとか脱出できました。

ホッとしたのも束の間で、ナオ君にウェーダーには数匹のヤマビルが付いていて、楽しかったはずの釣行も最後は災難ということになりました。

ま、これに懲りずにまた来年行きましょう。

 

③2023年ラスト釣行。

 

2023年ラストは、春に聖湖に一緒に行ったアッキーと紀伊半島某所にイワナを釣りに行きました。もう一度いいます。「イワナ」を釣りに行きました。アマゴを狙ったけどホゲたからイワナ狙いにしたわけではないです。

アッキーとの釣行はキャンプを兼ねることが多く、今回もそうでした。そして今回は撮影をメインにしていたため、釣行時間は少なめとなりました。

使ったタックルはカルカッタコンクエストbfsとRafter48の組み合わせ。渓流ベイトフィネス初心者の私でもピンキャスが面白いように決まります。テストしたヤマシ君、素晴らしいロッドですわ。これ。

入りたかったポイント2か所とも先行者がいたため、思うような釣りができませんでしたが、なんとか今年最後の釣行もイワナの顔を見ることができました。

今期最後は映像でどうぞ。ドローン空撮のきれいなビジュアルです。

皆さま、2023年も半年間ありがとうございました。また来年もいい魚と自然に恵まれればうれしいです。

皆さまにとっても良きシーズンでありますように。

ひろでした。

 

 

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP