ゴールデンウイーク真っ只中の釣行でしたので、我々が入る福井県内の渓も例に漏れず、かなりハイプレッシャーな状況。当たり前にイワナが付いているであろう場所には、すでに無数のルアー達が投げ込まれているため、比較的イージーに探ることができるスポットは、ほぼノーチェイスでした。
結構長い距離を歩きましたが全く反応が得られまいまま、この日の終着点としていた堰堤に到着。この堰堤は流れが複雑でかなり掘れていることから、なかなかルアーを通せない淵の際にフレッシュなイワナがひそんでいる可能性がある…と、淡い期待。そのような立体的な竿抜けポイントに送り込みやすいルアーを選定し、流れ、トレースするコースを意識して、際をなめるようにルアーを通したと同時に、強烈なバイト!
本来は釣りの後に控えている「野営」で、骨酒をいただこうと一本だけイワナをキープするつもりだったのですが、一瞬でキープできるサイズではないと分かるほどの絞り込み。
これは獲りたい! と丁寧にやりとりし、無事にネットインしたその姿は、堂々たる尺アップの太いイワナ。
この渓は、漁協による放流はされていないので原種であり、尺を超えるイワナはとても貴重です。そのような個体のDNAは大切にするべきだと思っていますので、素早く写真を撮りソッとお帰りになっていただきました。
骨酒にできるサイズのイワナは釣れませんでしたが、それ以上の結果に満足し、仲間と共に野営地に。
川のほとりにテントを設営。
肌寒くなる夜は焚き火で癒やされ、
満天の星空を眺める。
渓流での遊びは、釣り以外にもたくさん楽しみがあります。野営のような全身で自然を感じられる楽しみ方もオススメです。
※野営などを行う時は安全第一で行動し、自然環境にも十分な配慮が大切です。
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